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2017年10月6日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

tel:047-488-0311

私の出産記

2017年10月6日

公開日:2017年10月06日(金)

娘が3才になり、そろそろ2人目を! と熱望していたので、2月に妊娠がわかり、お世話大好き・赤ちゃん大好きな娘と一緒に大喜び(主人はあまり感情を表に出さないので反応は薄かったけど…喜んでいたはず!) 主人には近いから前回と同じ産院でいいんじゃない! と言われたけれど、前回の入院システムが私には合わず、マタニティーブルー状態ですごしていたため、「これはゆずれない!」とパパを「助産院」でと説得しました。 妊娠6ヶ月頃からこちらでお世話になり、足首を冷やさないこと、便秘やムクミ改善、鉄不足のアドバイス etc…。健診の度に色んなことを教えてもらいました。

心の中にしまっていた、産後生活の不安な気持ちを話せたのもアットホームなやさしい先生方の雰囲気があったからだなとしみじみ思いました。[自分の気持ちを言葉にすると涙も一緒に出てしまうところがあって…あの時は急に泣いたりして、スイマセンでした] そして月日は過ぎ、34週のみらいクリニックの検診で「赤ちゃんがもう3キロ近い! 大きすぎるな…」と突然の言葉に私はプチパニック。まだ予定日まで残り1ヶ月あるのにこの推定。何か赤ちゃんの発育に異常でもあるのか。大きくなりすぎて経膣分娩できなくなるんじゃないか。と不安になりながら武田先生に診てもらうと、「大きいね。でも大丈夫! 大きい子も診てきてるから!」と笑って私の不安をふきとばしてくれました。

37週をすぎてからは3キロ超えてるし、早く出てきてくれ~と願う毎日。10月4日の健診でもまだ高い。子宮口も指先半分くらい。とのこと。1人目は40週6日だったのでやっぱり、予定日orまた予定日オーバーするのかな。そしたら赤ちゃん何キロで生まれてくるんだーとまたへこむ。 そして2日後10月6日夜眠っているとお腹イタイ。でもまたいつもの張りか。でもやっぱりイタイな…。みたいなのを繰り返していて、朝トイレに向かうと『おしるし』! もしかしたら今日産まれるかも! と嬉しくなる。 とりあえず、まだ大丈夫なので娘を幼稚園に送りだして、あわただしく家を空けられる用意をしていると今度はドロッとした出血。何だコレー。ちょっと量が多いなと不安になりYMCに電話。12時に内診してもらうと子宮口1センチ。陣痛は6分間隔なのに…。「まだまだかな。でももしかしたら、今日は満月だし潮もいいから5時30分頃かもよ~。」と菅谷助産師さんに言ってもらえたのに、なかなか進まず、夕方を迎えてしまいました。

その後は健診の時からサポートしてくれていた助産師学校の鈴木さんと階段をのぼりおり。船こぎ体操、バランスボールをしました。(後に筋肉痛で体中がバキバキになりました(笑)) 徐々に陣痛も強くなってきたところに午後6時30分パパもYMCに到着。これで娘とパパと立ち会い出産できる! とホッとしたので、もうあとはお腹の赤ちゃんとママが頑張るのみだ! 椅子につかまって耐えてる時もずっと菅谷助産師と鈴木さんがお腹と腰をさすったり、おしりをおさえてくれたりサポートしてくれました。 9時30分少し横になって休むと、痛み時間が長くなり、「足をひらきたい!」と言って、椅子つかまり体勢にもどろうと思ったら…、ドロ~とおしりから何か出た感!(破水) そして、ワー、もうイキミたい! と急にスイッチが入りました! 和室の布団に先生たちが大急ぎでお産のセッティングを広げてくれて、私は最後のラストスパート。1階で娘の相手をしていたパパと長女もママのところにきて見守り体制に。2人に水をのませてもらったり、手をつないでもらったり。でも娘は私が苦しい表情をしている姿を見て、心配している様子でした。イキミはじめて何分だったのか…? 時間の記憶がないけれど、これが最後のイキミかも! すって「フー。ンーーー!×4」もう一回! もう一回いける! 「フー。ンーーー!(計6回最後気力!)」「頭出たよー!」先生の言葉で(心の声)「やったー! もうおわるー。ゴールがみえたぞ! 」ハハハ…スルリと赤ちゃんキャッチ! 午後10時 3800グラムの男の子、出産。やっぱりビッグベビー! 「おめでとうございます」と皆さんに言われ、赤ちゃんを抱きしめながらの達成感。助産師学校の斎藤さんはパパと娘が赤ちゃんを抱いている姿をみて、我が家のホームビデを回してくれ、武田先生も「イイね。カワイイね」とカメラで撮影してくれ、いたれり、つくせり。一緒に喜び、こんな祝ってもらえ、幸せいっぱいでした!

お産中ずっと見守ってくれた娘は、私の予想に反しておとなしく静かにしていました。がんばれーと声をはって応援してくれると思っていたのだけど…。怖がらせてしまったのかな? お産の翌日、赤ちゃんを抱っこしている私と再会した娘が、頭をポンポンとしながら「ママ、よくがんばったね」と言ってくれました。その言葉に私は涙。心の中でしっかり応援してくれていたんだなと確信し、立ち会ってもらえたことが一層うれしくなりました。 産まれてきた赤ちゃんを自分で受けとめる。へその緒を家族が切る etc…、こんなすばらしい経験、助産院ならではですね。本当に心に残る、家族の思い出のページにキラキラと輝くお産となりました。

どんな不安も受けとめ「大丈夫。それでいいのよ!」と笑顔で返して下さった武田先生をはじめ、助産師の皆さん。そして検診~退院まで私を支えてくださった助産学生の鈴木さん、斎藤さん。皆さん本当にありがとうございました!