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2014年8月24日 - 千葉で安心の出産をするなら武田助産院

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私の出産記

2014年8月24日

公開日:2015年06月24日(水)

こんなに家族が増えるなんて…今、名前を書いていて思いました。こちらには、3番目の次女の時からお世話になっていました。毎回、これが最後だろうと思いつつ、気づけば6人目が授かり、4回もお世話になることに!
今回の6人目の妊娠。最初からトラブル続きでした。出血が止まらず、更にお腹の張り。入院も勧められる程の安静生活(実際は上の子たちがいて心配で入院しませんでした)。お産はできれば助産院で…と思っていたので切迫流産で絶対安静の経過がある場合は、無理なのかなあと心配でした。
妊娠中期、後期と日が経つにつれて体の調子も良くなり、いつも通りの生活が送れるようになりました。それまで通っていた産婦人科では、8月いっぱいでお産は終わりにすると知らされました。9月2日が予定日だった私は、病院から「どうしますか?」と聞かれ、できれば助産院で産みたいと伝えました。
状態も落ち着いたし大丈夫だろうと産婦人科の先生は、こちら宛てに紹介状を書いて下さいました。受け入れてもらえるかどうか不安と緊張いっぱいで電話しました。以前と変わらぬ口調の智子先生。名前を告げるとやはり驚いてました。時期も9月に入ろうという時期だったので驚いてました。「来たらすぐじゃん!」みたいな…でも、快く受け入れてくれとてもホッとしました。

こちらでの健診は、順調でした。あとはタイミング。夏休みの時期ということもあり普段あまり長く休めない夫の休みに合わせて産まれてくれれば…と、予定日前後で1週間ぐらい休みをとってくれたので…。あと1週間もすれば夫の休みという時にまさかの『おしるし』。
茶色っぽいけれどお腹の張りもそれ程なかったので、様子を見ることになりました。とりあえず、もしもの時に備えて保育園に行っていた下の子3人を迎えに行き、家で待機することにしました。せめて夫が家にいて上の子たちを見てもらえる時にと願い、できるだけ張らないように家でおとなしくしていました。『おしるし』のようなものも、上の子を叱りすぎて腹圧がかかったためかと思い、なるべく大声出して注意するものひかえました。
23日(土)は、夫は当直でいない日だったので、この日さえ乗り越えれば・・・という気持ちでした。お腹の子にも「もう少しガマンしてね」と言ってました。そして24日(日)朝からなんだかお腹が張ることが多くなりました。少量の赤い出血もあったので、いよいよかと思い急いで夫に連絡。予定より早目に帰れるとの事。昼前ぐらいに帰ってきて15~20分の間で短い張りがきている事を電話で先生に伝え、もう少し様子をみても大丈夫との返事。夫も帰って来たし、今しかないと思い「今度はもう出てきてもいいよ」とお腹の子に伝え願っていました。
15時すぎになると張りは15分をきってくるようになり再度電話し来院しました。内診で5~6センチ開大。入院となりました。良い感じできていた張りも、緊張がゆるんだためか間隔があいてしまいこれはダメだと感じ、階段を少し登り降りしました。足のむくみが痛くなってしまったので、足湯をさせて頂きました。
話をしながらマッサージもして下さって、とても気持ち良かったです。そのおかげかお腹の張りが急にどんどんと強くなってきました。夕食を食べてからと思っていて用意までして頂いたのに、目の前にしてすでにイキみたくなってしまいました。食べるのは産まれてからとなり、分娩台へ向かいました。
足湯の時に「四つんばいで産んでみるのも良いよ」という話をしていたのですがいざとなると怖くなり、結局いつものスタイルで仰向けで臨むこととなりました。内診でほぼ(?)全開大しているようでした。胎胞がポヨポヨしているとお話されていて、いつパーンと破水してしまうんだろうとドキドキの中でした。
痛みが始まり、イキみたくなると先生たちが呼吸を合わせてくれ、1回2回とイキむと6人目となる三男が誕生しました。何だかあっという間の出来事でドタバタさせてしまいました。スミマセンでした。ここでは、毎回始まりだすと(スイッチが入ると)早いので、やはり今回も早かったです。痛い時間が少なく落ち着いた気持ちで出産できて毎回感謝です。

出産後は無理言ってすぐ退院させて頂いたのですが、今回は主人が気を使ってくれて2泊入院できました。おいしい食事をゆっくりと食べ、静かな時を過ごせて良かったです。少しリラックスできました。家に帰ると戦場の様な所ですが、皆、新しい家族を楽しみにしていると思います。家族みんな楽しく過ごせていけたらいいなあと思います。